一月十四日 「あくる日」
快晴。
本格的にスティルライフレコーディングを始めてから、晴れの日が続く。
新年の快晴がとても好きだ。清々しい空気。
いつものコーヒーと、シュークリームで昼食。
今日は「あくる日」に取り掛かる。
「あくる日」は八ヶ岳音楽堂の演奏会で、即興で生まれた曲。思い入れも深い。
昨夜から、ある悩みを抱えていた。
「新しい朝」が讃美歌調の落ち着いた足取りの曲になった為、何度も聴いていると、もしかすると一曲目には相応しくないのかもしれないという考えが生まれてきていたのだ。
ゆっくりと希望に向かい歩き出すような曲だ。
しかし、スティルライフは最初のメロディーから軽やかに生活に溶けて行きたい。
完成まではいくら悩んでも良い、後悔さえしなければ。
どれだけ推敲しても、その時間は無駄にはならない。
多角的に対象を見つめること。
そんな風に思いながら、別件で届いた川内倫子さんからの春の写真たちがインスピレーションとなり、新しいイントロが生まれた。
今は、このフレーズからアルバムが始まっても良いとさえ思えている。
この二曲が、アルバムをスタートさせることが出来る曲だということは、だいぶ前から理解していた。
曲順を逆にして、日が明けてから、新しい朝へ。
良い流れかもしれない。
まだ道のりは遠い、最後まで推敲し続けよう。
スティルライフがどこへ向かっているのか。
答えはこの日々の取り組みの先に。