一月六日 病と眠り
快晴。
だったようだ。
カーテンの隙間から暮れる今日の夕暮れを眺める。
一日が終わってしまった。
午前に目が覚めたら身体がひどく怠く、熱があった。
咳も鼻も止まらないので、今日は安静にして、休養の一日にすることに決めた。
一昨日あたりからの不調がついに熱となって現れた。
今日は八曲録音して、アルバムの全体像を見たかった。
しかし、こんな時は無理してはいけない。
一月はまだ始まったばかりだ。
少し休んでから始めなさいと、身体が言っているのだ。
焦ってはいけない。
明日は雨予報。回復すれば一日中録音できるだろう。
ベッドに寝たきりになるのは久しぶりだ。
目の前にある、しっかりとマイキングされているピアノを眺めていると、ここは聖域なのだと思わされる。
風邪の時間もピアノと共に過ごす。
誰だって毎日が元気なわけではない。
この時間も、スティルライフに少なからず影響するのだろう。
動けないので、小津安二郎やチャップリンを観る。
スティルライフ制作中は、なるべくクラシックな作品を観るようにしようと思う。
明日は友達の手術前日で、お見舞いに行くのが手術後になってしまったことが気がかりだ。
夜22時。
熱が下がり、怠さも薄らいだ。
梅干しと、海苔巻きと暖かいお茶で食事をした。
少しでも前に進めておきたく、三曲ラフを録音する。
トータルタイムが一時間十分から一時間四分に減った。
引き算で必要なかった部分が削ぎ落とされていく、良い傾向だ。
今日は無理をしてはならない。
明日は雨だ。
就寝とする。